令和5年(2023)

仲町区 八木橋 宏貴

慎始敬終 仲町区の矜持と本分

2020年3月の最初の流行に端を発したコロナ禍は、長らく我々の社会の隅々にまで未曾有の試練を突きつけてきました。「うちわ祭」もその例外にはなく、19年夏を最後に“あの熱気と喧噪”は遠い過去の記憶のものとなりつつあります。この間、中止と縮小を余儀なくされながらも、祭りの存続をかけて出来うる限りの催行に尽力された年番区、荒川区ならびに鎌倉区のご辛苦いかばかりであったことと拝察申し上げます。

こうした状況下、コロナ禍で4年目となる「うちわ祭」の年番を仲町区が拝命しました。平時の社会に近づくことは予測されるものの、4年前の夏とはあらゆるものが変容し、これまでの断絶や変化を乗り越えて“あの熱気と喧噪”を取り戻すことは容易ならざる道程になろうとの覚悟はしております。

「慎始敬終」のもと、殿(しんがり)たる仲町区の本分を全うし、従来の大祭の姿に戻る道筋を示すべく最善を尽くしてまいります。

どうか、皆さまのご協力とお力添えを衷心よりお願い申し上げます。