令和元年(2019)

彌生町区 栗原 弘

「神人和楽」の団扇祭

本年の「熊谷うちわ祭」の大総代を仰せつかりました、年番町彌生町区の栗原弘と申します。

「熊谷うちわ祭」は、祇園信仰のもと疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願して始まった八坂神社の祭礼であり、本年1,150年の伝統が織りなす京都八坂神社の「祇園祭」の流れを受け江戸時代中期の寛延3年(1750年)より始まったとされています。

269年の時を経て、今では、「関東一の祇園祭」を謳い、神輿の渡御をはじめ、江戸・明治・大正・昭和・平成の時代の名工による絢爛豪華な12ヶ町区の山車・屋台が熊谷祇園囃子の大きな摺り鉦の音を熊谷全域に響かせながら勇壮な「叩き合い」を繰り広げ、本年も7月20日から22日の三日間、あつい熊谷の夏を盛大に彩ります。

新元号幕開けの本年は、神と人がともにある姿「神人和楽」のもとに、年に一度お出ましになる御祭神素戔鳴尊(牛頭天王)に神輿渡御をはじめ依代とされる山車・屋台の巡行では団扇の如く勢いよく悪疫を吹っ飛ばす、そして強靭な神威を得ると共に、神と人々の距離が最も近づくこのときを世代を越えた多くの人々が力を合わせて神様に喜んでもらえるようなご奉仕をしようと心を一つにして行うことが大切です。

時代を超えて受け継がれた氏子衆皆様の心意気が、日本一の冠がつくあつい熊谷をより熱くするそのエネルギーこそが最大の見どころであります。新元号元年の「熊谷うちわ祭」をしっかりした神事と、万全の準備、安全対策をもって盛大にして無事故に斎行し、神様とお客様をお迎えしてもてなす、そして感謝してともに楽しみましょう。

どうぞ「熊谷うちわ祭」の心意気をお楽しみください。うちわ祭関係者一同、皆々様のお越しを心よりお待ち申し上げております。